安芸郡で外壁リフォームを業者に依頼！戸建て外壁リフォームのポイントを解説

塗装の前の下地処理

外壁に汚れやサビがあると、塗料を塗っても数年で剥がれてしまいます。これを防止するために外壁塗装では壁の洗浄を行い、外壁に付着した汚れやサビを取り除くのです。業者によっては塗装する前に高圧洗浄で洗うところもあります。

下地をしっかり綺麗にすれば、塗料が壁に密着して長い間剥がれず防水性を保つことが可能です。そのため外壁リフォームでは、足場代や洗浄代、養生代も費用に含まれています。

塗料を塗る回数

外壁リフォームでは、塗料は1回塗って終わりではありません。通常は「下塗り」「中塗り」「上塗り」と3回行い、業者によっては下塗りを2回するところもあります。下塗りで塗装の下地を作り、中塗りで塗装の凹凸をなめらかにして、上塗りで仕上げてムラをなくすのです。

下塗りをシーラーと呼ぶ業者もいて、塗料では下塗り用は原液を使い、中塗りと上塗りは仕上げ用を使います。中には、下塗りを行わず塗る回数を2回に減らす業者もいるようです。中塗りと上塗りのみだと、塗料の耐用年数が半分以下ほど短くなります。

そのため、見積もり書で塗る回数をチェックすることが大切です。外壁の痛みが激しいと、下地を強固に作るために4回塗りが必要なケースもあります。

心ない業者に注意

訪問営業している業者の中には、心ない業者もいます。すべての業者ではありませんが、塗装について素人の家主を相手に「今外壁リフォームをしないと大変だ」と不安を煽り、高額な工事費用を請求することもあるのです。戸建ての外壁費用は、80万円～150万円が相場と覚えておきましょう。

見積もり書は明細を確認する

見積もり書に、工事費用一式と書いている業者は要注意です。後から高額な金額を請求して、追加費用と言って余計な工事を進めることがあるかもしれません。塗料の種類や塗装する面積などを細かく明細に書いてもらいましょう。

塗装工事前の診断も重要

塗装する前には外壁のどこが傷んでおり、どのような塗装を行うか計画するために家の診断をすることが一般的です。可能なら住宅診断士などの資格をもった人物に、家を見てもらうようにします。営業担当者などが簡単に家の周囲を見ただけでは、適当な塗装をされてしまう可能性もあるのです。

塗装後の色の説明をしっかり受ける

塗装前に業者が塗料の色見本を持ってくるので、ここで建主はどの色にするか決めることができます。塗装した外壁を見て色見本と違うという方がいますが、それは営業担当者の説明が足りないからです。明るい色は見本より明るく、暗い色は見本よりも暗く見える傾向にあるために、自分のイメージと違った仕上がりになることがあります。塗料の色については、営業担当者に詳しく説明してもらいましょう。